日記

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日記(2022.03.21)

他人より探求心がある瞬間というのは
時々めんどいことだと思う

そんときは夢中になってなにかを調べても、
あとから「あのとき○○にかかわったヒト」という情報だけで
頼りにされ、たまたまそのときのことを憶えてなかったりすると、
「なーんだ、行ったのに知らないの?じつは興味ないんじゃないの」って
そのことに関してのレッテルみたいなものを貼られたりする。

まあ、憶えていないということは
他人の言うとおり、いまは興味がないのだろう。
だから、あとから自分が興味をなくすことに備えて忘れないように、
そのことを知らない他人から尋ねられても
ある程度こたえられる責任を負えるように、
興味のない人に説明してわかりやすいようなコトバでメモをとったりする。
移ろいゆく興味の平行線から
いつでも記憶をたどってアクセスできるように、責任を目的にした文章をつくる。

さいきん、自分がなにを調べるにしてもわりとコレをやってることに気が付いた。
探求心があって調べるのと、責任を目的にした文章をつくるのとは
それぞれ別な意欲にもとづくものなのに、
それをこのごろセットにして扱ってしまって
時々、探求心はあるのに責任を負う意欲まではないときに
調べることそのものをしなくなる、って時がある。
めんどうくさがっているのだ。

ONE PIECEのどこだかのページで
「海賊たちは自分の冒険に夢中になって冒険譚を記録に残すのを忘れたから記録がない」
って内容が作者さんから語られていたと思うけど、
そんな向こう見ずな探求心でいいから、それがあるうちに脳に情報を与えてあげたい。
どんな食べ物でも、食べたいと思ったときが、きっといちばん美味しいのだから。